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新年を迎える 「柳」について

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今年も残す所、もう僅かとなりましたクリスマスの飾りつけをしているお宅は多いと思いますが、それが終わると間もなくお正月になります。新年を迎えるにあたって 柳 についての豆知識をご紹介します

正月や祝儀等で使う祝箸には白木の柳箸が用いられています。古代からやなぎが悪を防ぎ邪気と不浄を払う霊木とされてきました。また、柳の木は立春の後、春一番に芽吹く為、「芽出たい木」、「家内喜」(やなぎ)のおとにかけて幸を呼ぶ木として別格に重用されてきました。祝箸の長さは24㎝(八寸)となっています。この長さは意味があり、末広がりの「八」は縁起が良いとの事からこの長さになっています。

また、箸の両端が細く、真ん中が太くなるように削られているのも特徴です。両方が削ってあるのは一方を人間が使い、もう一方はお正月に幸せをもたらす年神様が使われるので間違っても両方を使ったりしないように注意しましょう。

更に、茶道では初釜の時の床飾りとして「結び柳」というのも見かけますが、もっと気楽に正月飾りにしてみては如何でしょうか。結び柳の丸く結んだ部分はいつまでも変わらぬ生命力の象徴や「一陽来福」の太陽を表しているといわれています

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