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スザニ(スザンニ)

スザニは、中央アジアの主にウズベキスタンの女性たちの手によって制作された色鮮やかな大判の刺繍布です。 スザニという言葉はペルシャ語の「針」から派生し、「刺繍したもの」という意味。
伝統的ウズベキスタン社会においてスザニは、新婦が婚礼時に持参する調度品でした。
娘は、母や祖母、一族の女性たちが長い時間をかけ心を込めて刺繍した数枚のスザンニを携え、嫁ぐのが慣わしだったそうです。
新居の壁に飾られたスザニと共に暮らしていく中で、次は小さい女の子に刺繍が教えられ、そうして
代々家族の刺繍は受け継がれてきたのです。
このように一族の女性の言わば義務として継承されてきたスザニですが、現在では、商品として、世界に輸 出されているとの事です。作り手によって仕上がりも違うあたたかみと、太陽や月、花や果物をモチーフに色彩豊かに刺繍されたスザニは、唯一のものとして心惹かれます。
記憶では 10 年位前?から、モダンなインテリアの中に、民族的な模様の色鮮やかな糸で刺繍したクッションがおかれたスタイルや、シンプルなモノトーンの寝室のベッドカバーに使われていたりと、スザニはインテリア雑誌でもよく見かけるようになりました。ここ数年、テレビでも取り上げられていて、インテリアアイテムとしても注目されています。

今回、手持ちのオールドスザニをテーブルクロスにしたり、カーテンのように吊ってみました。
部屋の雰囲気を変えたい時、一番簡単で効果的なのは、ファブリックを変えてみる事だと思います。
どこにも行けないこの状況の中、スザニが遠い異国に連れて行ってくれた気がしました。

スザニ カーテン

スザニ テーブルクロス

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